社長業について
最近とても思うことがあります。
「いちはやく稼ぐには、雇われる方が断然ラク!」と。笑
今、私がこなしている業務や時間を既存の英会話教室の時給に換算すると、とても良い額になります。
「いいなー」「出稼ぎしようかな〜」と、しょっ中、考えが浮かびますが、子ども達3人分の風邪や学校行事に対応するためには、やっぱり1人社長が精神衛生上はいいな〜と、毎回堂々めぐりをしては、現状維持で落ち着きます。
ゼロからスタートした英語教室、ゼロから1にすることの大変さを味わいながら、社長とは誰よりも「考え、行動し、全ての責任を請け負っている人」なんだと、実感します。
どんな仕事にもメリットとデメリットがありますが、社長業をいざ始めると、自由があるようで全くないとは有名な話です。
私が1番避けたいと思っている、世間からの目にも少なからず晒されますし、大企業の責任者にもなると、内からと外からの様々な批評に耐えなければいけません。
私は、まだ1人なので、好きなことを好きなだけやれていますが、従業員をもつ社長さんは、大変だろうと思います。
私の稼ぎは微々たるものですが、まだ手のかかる子ども達を育てながら働くには、良い環境です。
子どもに手がかからなくなった時、今やっていることが将来のキャリアアップにつながるだろうと考えています。
自分の収入やキャリアだけの話ではありません。
働く母親の姿を間近でみせることは、子ども達が将来、家庭を持つ時にきっとプラスに働いてくれると思っています。
専業主婦という立場から開業し働くことになったことは、自分にとっても、きっと家族にとっても予想外なことでした。
それが良かったのかどうか、まだわかりませんが、「人生には思いもよらないことが得てして起きる」という当たり前の事に気づけた点は、良かったんだと感じています。
起業準備期間を入れると社長を始めて実は2年目なのですが、人よりも少し得意な英語で、社会のお役に立てることができたらと思います。
我が家の子ども達には、「人の心はコロコロ変わるから心というのよ〜」とよく伝えています。 状況の変化だけでなく、自分の気持ちの変化にも鈍感になって欲しくないからです。
立派な目標をこの場で公言してしまった私も、いつ心変わりするやもしれません。
心変わりを悪とせず、状況によっては、古い物の見方や考え方にとらわれず、新しいものを素早く取り入れられる柔軟さだけはこれからも持っていたいと思います。