ローマ字とパソコン・先取り学習について

保護者の方よりローマ字について質問を受け、色々と調べてわかったことをその都度ホームページにアップしてきましたが結局、3年生の息子の学校では既にパソコン入力とローマ字学習が始まっています。

コロナ禍で一気にタブレット学習が進んでいるためだと思います。

ローマ字練習帳が配られ、少しずつ練習が始まっていることも納得できます。 

漢字や英単語、かけ算九九のように、ローマ字やアルファベットも覚えなければ使えるようにはならないですし、覚えるためには個人差はあっても繰り返しの練習と時間が必要だからです。 

教科書の指導計画案や文科省の新学習指導要領があっても、時代は常に変化し続け、状況次第では柔軟に対応していかなければいけないことをタイムリーに感じます。

新学習指導要領で掲げてある「自分の頭で考え行動し、自ら学んでいける子」の育成ですが、子ども達だけでなく、子どもを育てる親世代の私たちも、ますますそのような姿勢が求められている気がします。

国語や算数の先取り学習を我が子にはさせてこなかったため、家庭では学校で学習した内容をきちんと理解し使う事ができているか、漢字は覚えられているのか復習が欠かせません。

毎日沢山の演習問題は子どものストレスになるため、1日の学習量の調整によく苦労します。 

ですが、基礎の英単語と、アルファベット大文字小文字だけは小さい頃から話しかけたり歌ったり、遊んでわかる状態に仕上げていたので、パソコンでローマ字入力をする事が今は1番楽しいと言っています。

息子のローマ字学習はマミーズの生徒さん達よりも遅れていたのですが(←教える予定が実は無かったため…)、根拠のない英語への自信が新しい事を学ぶ上で良い方向に働いたようです。

先取り学習によって、子どもの自信につながり、授業が楽しいと感じられるのであれば良いことこの上なしだな、と思いました。 

ただ一方で、東京では学童保育の代わりに毎日塾へ通う子がいたり、英語に特化した放課後デイへ通っている子が多くいることを親戚から聞きます。

話では、先取り学習を進めている子ども達が小学校の授業内容は簡単すぎるといった理由で学ぶ姿勢に乏しく、学級崩壊の原因になっていることも合わせて教えてもらいました。

先取り学習での自信がマイナスに働かないよう親の子ども達への働きかけも重要であることに気付かされます。 

我が家はもっぱら復習に時間をかけていますが、漢字と英語、今後は社会の地図記号や都道府県など暗記をすることで学習の助けになるものは、学年に関係なく先取り練習を進めていこうと思っているところです。

楽しく覚えるためには毎日少しずつの反復練習とたっぷりの時間が必要だということを英語教室を開いて、また我が子の宿題をみる過程で実感しました。

全てのお子様に当てはまるわけではないのですが、1人の意見として参考程度に皆さんのお役に立てたら幸いです。

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