面白い-全国一斉学力テスト
また面白いものを見つけてしまいました。
皆さん、今年の5月27日に小学6年生と中学3年生を対象とした全国学力テストが2年ぶりに実施されていたことをご存知でしょうか?
先生は、今年度に入って学校の年間行事予定表に「学力テスト」の記載欄をみつけ、どのようなテストなのか、どの学年が対象なのか不思議に思い、調べていました。
結果、学力テストの対象は小学校6年生と中学3年生のみだったのですが、2年前の過去問を見てみると、問題の内容がとても面白いのです。
現代風になっているといいますか、問題をみるだけで、新学習指導要領の意図が分かります。 (これは、私が学習指導要領を何度も読み込んでいるからかもしれません。)
問題の内容から、日常的に親が子に話せる社会問題(ニュース)や、身近な問題、国際社会についてまで、国語でいえば、どの分野の本に触れさせておけばいいかなどのヒントが盛り沢山でした。
そんな中、英語のテストも実施されていることを知り過去問を調べてみると、更に面白いのです。
問題には沢山の絵が描かれており、登場人物の会話や様子から読み解く問題が多く出されてありました。
それは英語だけでなく、国語の問題でもそうなのですが、人の気持ちや発言の意図をより多く考えさせる問題が多い印象です。
問題文から得られる情報を素早く処理し答える問題など、英検よりもTOEICに似た形式になっています。
もっとびっくりしたのは、スピーキングのテストまであることでした。
スピーキングテストの内容は、小学校3年生〜6年生までの学習内容を十分理解し練習できていたら簡単なレベルでしたが、聞くこと、話す事に慣れていない子は、最後の長い文のリスニングでパニックになるかな〜?というレベルです。
レベルで言ったら簡単なスピーキングの問題でしたが、英語を話す(スピーキングする)には、リスニング(聞き取り)が大事です。
そして皆さんよく勘違いされるのですが、リスニングに必要なことは、英語を沢山聞くこと以上に語彙力が大切なのです。
聞いてパッと理解できる語彙が多いほど、英語の聞き取り(リスニング)につながります。
逆に沢山の英語シャワーを浴びたからといって、知らない単語がいくつも文中にあれば、相手の言っていることを正しく理解することができず、正しい答えにつながりません。
1つの単語でも意味が分からないだけで不正解になる程の重要で間違えやすい単語がテストには使われます。 スピーキングはリスニング以上に語彙力が求められるので、小学生の間に単語の反復練習は必須だなと思いました。
マミーズは、月に4回のレッスンです。 習い事をいくつも掛け持ちしている子が多く、通うことの負担を減らすために、週に一回としています。 (月に4回の理由は、曜日によって、同じ料金で年間のレッスン回数に差がでないよう配慮した結果4回になりました。)
教室ではなるべく、子どもたちに英語を話してもらうこととと、日常でも学校でも使われる英文を選んでリスニングしてもらっています。
週に2回、英会話教室に通っている子や毎日英語学童に通っている子、公文や学研、タブレット学習で単語の練習をしている人と同じレベルにもっていくには、ご家庭での学習を加えた方が習熟度は上がります。
もし、お子様の学習のスピードを上げたい場合は、お知らせください。
見るだけで覚えられるYouTubeチャンネルや漢字の書き取り練習と同じで英語の書き取り練習を指示したいと思います。
YouTubeは地味な書き取り作業を苦手とし飽きやすいお子様(ひらめき型・クリエイティブなお子様に多いです)や書く力がまだ弱いお子様には、ピッタリの教材で視聴するだけで簡単に理解し覚えてしまう子もいます。
少しでも多くの語彙を楽に覚えられるよう、教室内でも工夫していきたいと思います。 学力テストの過去問が見られる国立研究所のホームページを添付します。 学力テストの内容が気になった方はご覧になってみてください。↓↓↓