芥川賞作品

コロナ禍で大変な注目を集めたオードリー・タンさんの書籍を最近読みました。

書籍がその方の人となりを全て物語るわけではないですが、オードリーさんの聡明さとグローバル人材としての資質の高さは文章の至るところで感じることができます。

通常、1000ページぐらいの本であれば1日で読み終わる事も多いのですが、タンさんの本は難しい箇所もあり、何回もページを戻っては確認したため、数日かかりました。

久しぶりに読み応えのある本を手にしながら、過去に触れたことのある2冊の芥川賞作品について思い出していました。

触れたという言葉通りなのですが、2冊とも、最後まで読み終えることの出来なかった苦い思い出の作品です。

一冊は同年代の方が受賞した作品ということで手にしたことがあるのですが、理解できずに、途中で読むことを断念しました。(←先生の読解力不足です。)

もう一つは、身近にいた方の作品です。 

芥川賞の作家さんが身近にいたことは貴重な経験でしたが、とても気さくな方で何回か食事をご一緒する機会に恵まれます。

失礼のないよう初めての会食の時にはその方の作品を読もうとしたのですが、内容が私には難しすぎて全く頭に入ってきませんでした。 

結局、作品を読み終えることなく、食事の席へと向うのですが、偉業を成し遂げた方というのは、未熟な若者に対してもオープンマインドで接してくれる優しさがあります。笑

作品とは全く関係のない話で盛り上がり、ホッとして帰宅したことや、芥川賞作品だけは何故か最後まで読むことのできない自分を笑っていた時、今年の芥川賞が決まります。

最近の芥川賞作品も、私には難解なのだろうか…という好奇心にかき立てられています。

ご縁のあった作家さんは原爆に関する書籍が多く、8月は終戦の月です。

今年の受賞作品と合わせて、もう一度読んでみようかと、考えが浮かんでいます。 

以前の私と今の私で芥川賞作品に対する受け止めかたに変化があるか、少し楽しみに感じています。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

mommy’s tweet

前の記事

恵まれた人生
クラスの様子

次の記事

子ども達⭐︎