集団塾に通うということ。
我が子以外の子ども達に英語を教えることで、集団塾を利用する前に知っておいて良かったと思えることが幾つもあります。
マミーズの子ども達皆、学び方や性格、年齢は十人十色。
それぞれの子に適した学習法を考えていくうちに、進学塾、補習塾、個別指導にマンツーマン家庭教師、それぞれのメリットやデメリットがはっきりとわかるようになりました。
そして子ども達だけではなく、家庭環境や塾に通う目的によって合う塾と合わない塾が変わってくることも知識として得ることができました。
塾や学習系の習い事で宿題を全くやっていかない状況がつづくと子ども達がどういう状況に陥っていくのか手に取るようにわかります。
テストや宿題で間違った問題は放置せず直しを徹底する習慣もまた重要です。
集団塾に任せるだけで志望校に合格できる子は、中学受験界ではほんのひと握り。
そのようなお子さま達は、生まれ持った性格も多少あるとは思いますが、ほとんどの場合、親御さん達が長年かけてコツコツと学ぶことが当たり前の環境を整えて、新しい知識を得る事の楽しさをお子様に経験させてこられたご家庭なのではないかと考えています。
もし、何も準備してこなかった親御様が、お子様を中学受験の集団塾へ入れて、全ての学習をお子様と先生にお任せするのであれば、お子様の成績が全く振るわなくても塾側に全ての責任があるわけではありません。
↑転塾を繰り返しても子どもの成績が一向に上がっていかないのは、そもそも塾側に問題がないからです。
集団授業の中で一斉に習ったことをしっかりと自分一人で身につけていくことは、小学生のお子様にとってはまだ難しく年齢的にも未熟なのです。
進学塾に限っていえば、学習量も難易度も小学校とは比べものにはなりません。
親御さんから、何らかのサポートは必須です。
マミーズイングリッシュを現時点でマンツーマンにしたのは、私自身、集団で教える技術と経験がたりない事を自覚しているのは勿論ですが、1番の理由は、自学自習が未熟な小学生を相手に指導しているからです。
どんなにしっかりしているように見える子であっても、親の目を盗んで宿題を隠したりわざとやっていかないこともあったりします。
(↑ しっかりしている子だからこその問題なのかもしれません。)
しっかりしているといえども、まだ小学生の子どもなのでやっぱり怠けてしまいたい気持ちは毎回でなくとも芽生えてしまうものです。
またわざと忘れているわけではなく、うっかり忘れていたということが続くこともよくあります。
進学塾がわざわざ教えてはくれない当たり前とされていること、それに反してその当たり前を多くの保護者の方が知らないでいる事柄を小川大介先生の近著にわかりやすく書かれていました。
私自身、生徒の親御さん達に向けて話したかった内容そのものが書かれてあったので紹介させていただきます。
集団塾だけでなく、学習系の習い事に対する親御さんの姿勢について参考になるのではないかと思っています。
ご興味のある方は、是非ご一読ください。