まったく同感です。
教育に熱心な子育て世代には、名の知られた佐藤ママ。
人それぞれ好みはあると思いますが、ご家庭で子どもの勉強をサポートする方法や考え方は、一部の塾講師や予備校の先生が語る「成績をあげるためのHow to 」動画や本よりも、実用的だと感じます。
仕事柄、佐藤さんのご著書や記事は、殆ど目を通すようにしていますが、英語学習に関する考えは、以前から共感する所が多いです。
記事にも書かれてあるとおり、中学受験をしない子は、英検を使って最低4級まで先取りしておくと、中学・高校の英語学習に、少しゆとりをもつことができます。
3級・準2級まで取れることは理想的ですが、それは親、子ども、先生それぞれの能力と努力そして時間がある程度必要で、必ずしも合格できるという訳ではありません。
小学生で、3級、準2級レベルまで行くには、中学受験に匹敵するとは言わないまでも時間をかけて勉強していく必要があります。
4級の勉強から長文を読む事になりますが、その過程で、絵本を読むように、じっくり時間をかけて、誰かと一緒に読んでいく練習をできたら、長文読解の基礎は比較的簡単に伸ばせると実感しています。
3級、準2級に合格するためにガツガツ勉強していくことも無駄にはならないと思いますが、小学生の比較的時間に余裕がある間は、単語を少しずつ積み上げながら、長文をじっくり読む時間に充てたほう方がいいと思っています。
中学受験の勉強をスタートした子は、志望する学校で勉強量に差がでますが、英語以外の4教科に時間がとられる分、塾に通いながら英語を勉強していくことは本当に難しいです。
無事に入試が終わったとしても、中学入学後、大学受験に向けた英語の先取り学習が始まるため、新しい生活に慣れないまま、単語テスト、文法、長文、ライティング、英会話を物凄いスピードで一気に勉強し始めます。
中学受験を乗り越えた生徒であれば、その勉強スピードについていけない訳ではありませんが、全く英語を勉強していなければ、毎日の生活にゆとりがなくなる可能性は大いにあります。
そのため、中学受験する子も、小学生の間に英検4級レベルの長文までは読む練習をできていたらいいな、と先生は考えています。
今回参考にさせていただいた佐藤さんの記事はこちらです。☟☟☟
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf41ec2f682936733fa02a51389e47233a7c7ef