「どちらを選べば幸せか」 秋元康
人生の岐路にたった時、決断力のなさを痛感した時期があります。
決断できない自分に悩んで、本を乱読していた際に、秋元康さんの著書、「どちらを選べば幸せか」と出会います。
著書の冒頭には「どちらを選んでも結局、人は選ばなかった方を後悔する」という結論が簡潔に書かれてあり、残りのページで、その理由をわかりやすく説明してくれます。
内容はシンプルでしたが、当時、読んでいたどの本よりもこちらの本が私としては1番、腑に落ちました。
この本との出会いをきっかけに、自分に関する事は比較的早く決断できるようになったと思います。
(子どもについては迷ってばかりなのですが💦)
決断力は自分で意識して鍛えたり、誰かに鍛えられなけばつかないものだと勝手に思っています。
様々な情報を集め、その中からベストだと思う選択をし、実行にうつす。
簡単なようですが、案外勇気がいります。
自分の苦い経験から、マミーズでは、英語を学びながら「選ぶこと」も意識して練習しています。
「どちらでもいい」という回答ではなく、「どちらかを選ぶ」、「YES」か「NO」かという意思表示をはっきりするよう子ども達に伝えて、「どっちが好き?」「どちらがいい?」「どうしたい?」と具体的に質問していきます。(質問文は英語です。)
価値観の違う他者と言葉を使ってコミュニケーションをはかっていく力は、あらゆる場面においても今後必要とされスキルです。
「選択する」、「自分の考えを口にする」練習を繰り返すことで、どんな相手とも話し合って問題を解決したり、他者と協働して何かを創り上げていける大人に成長してほしいと願っています。