娘とティッシュケース
ある日の休日、ティッシュケースを作れるようになったと、自信満々の娘から布と針を用意するよう頼まれました。
年度末の忙しい時でいつもだったら「また今度…」と断るのですが、この時は娘のために少し頑張ってみようという気になり、準備を始めました。
娘に「布はどれくらい必要?」と聞くと、「これくらい。」とアバウトに教えてくれます。
「どんな形?」と聞くと、「とにかく布と針をくれたら大丈夫だから!」と言うだけです。
「そんなわけないよね…」と言いたい気持ちをグッと堪え、YouTube先生を頼りに、布と針を準備します。
娘が縫い始めてすぐに「どうするんだったっけ〜?」と聞いてきます。
「こうするんだよ」と見本をみせ、娘は、「あ、そうそう」と言いまた縫い始めます。
3針ぐらい縫った後、「これどうなってるの〜??」と言いながら助けを求めてきます。見てみると、糸が絡まっております。
「出来るんじゃなかったの〜??」と心の中で娘に激しくツッコミを入れながら糸を解く手伝いをします。
気を取り直してスタートすると、今度は娘の手汗でチャコパーの線が消えています。
「どこを縫えばいいの〜!?」と案の定、叫ばれます。
もうグダグダです。笑
それでも、何とか最後まで縫い終わり後は返すだけ、というところで、他の兄弟がテレビをつけます。
娘がテレビの方へ行きかけたので、「あと少しで完成だから一緒に布を表裏返そうよ〜」と伝えると、「返し方は分かんないから、ママが返しておいて〜」と言い捨てられます。
子どもの為と思って、頑張りすぎないことも時に大事と、娘から教わった一日でした。😂