多読の良さ

5年間、小学生をメインに英語指導を続けてきましたが、年々、文法や単語を勉強しつつも多読による英語のインプットの効用を感じてきました。

小学生やそれよりも前の幼児期から、学校英語、英検英語、受験英語につながる多読をどのような形であれば叶えられるか、そればかり考えています。

中学生、高校生になると毎日の生活が忙しく、学ぶことに主体的でないかぎり英語を沢山読む機会や時間はあまりとれないため、遅くても小学生から何らかの形で沢山の英語に触れておくことが最終的に高校入試、大学入試英語に対応できる鍵となりそうです。

今年の共通テスト英語を解いてみましたが、「沢山読ませるな〜。」というのが一番の感想です。

海外の文化に少しでも触れたことがある子にはなんて事はない表現やストーリー展開ですが、旧来の日本式英語学習では、とても背景が掴めず、面白いと感じることができずに、語彙力と演習の数で何とか解いている子達が多そうだなと感じました。(問題の内容は読んでいてとても面白い楽しいものに変わっています。)

共通テストは、全部を読まなくても、解ける問題が多いのですが、しっかり勉強をしてきた子達でも共通テストに難しさを感じている子ども達の大半は、文章量に対しての処理速度が遅く、全部しっかり読んでしまって途中で内容を見失ってしまったり、あまり読まなくてもいい部分に時間を取られてしまったのではないかと思います。

処理速度を上げるためには、多読による圧倒的な英語量のインプットと海外留学やインターに通わなくても、多読から得られる海外の文化的背景を感じとっていくことが大切だと感じています。

多読することで、リーディングの処理能力はあがり、ライティングで英語表現の引き出しも増え、リスニング対策をわざわざせずともリスニング力がつきます。

今回、YouTubeのpivot チャンネルで、多読の良さを伝える良い回を見つけたので、紹介させていただきます。

動画は長いのですが、英語を勉強していても、なかなか結果に結びつかない方、子ども達の英語学習について悩んでいる方にとって、よいヒントになればと思います。😌

https://youtu.be/e6xYE5xiuIA?feature=shared

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